腰痛は女性の天敵!? 腰痛を軽減する意外な方法
腰痛持ちになると、日常生活が辛く感じることもあります。特に産後に腰痛もちになったという方は多いようです。
その原因として、
『赤ちゃんを長時間抱っこしている』
『妊娠中からの姿勢』
『運動不足』
この3つが多いです。また、生理痛による腰痛もよく聞く要因です。
それに加え、仕事による長時間立ちっぱなし、座りっぱなしからくる腰痛があり、女性にとって腰痛は天敵と言っても過言ではありません。
では、この腰痛を軽くするにはどうしたらいいのか?一緒に解決していきましょう。
Contents
どうしたら腰痛の痛みを軽減できるの?
腰痛がひどい日を過ごすのは、本当に辛いですよね。
周りの人からのアドバイスで、「○○整骨院は、いいよ」と聞て行ったもの施術してもらってから何日かはいいが、すぐにぶり返すし、お金もかかるし、子供がいるからなかなか行けないという人が大半でしょう。
そういった方におススメしたいのが、お家でできるストレッチ運動です。
『腰痛にストレッチ運動?』と思われがちですが、腰痛の原因は運動不足だと言われています。
簡単な動作のストレッチ運動を続ける事で、腰痛が緩和されるのです。
ストレッチ運動よりも、ラジオ体操が効く!?
1日のタイムスケジュールがいっぱいの方や家事・育児で時間で1日が終わる方、いくら簡単なストレッチ運動だけど、その動作を覚えるまでに動画やDVDを見ながらやるのは面倒くさいという人におススメな運動が「ラジオ体操」です。
子供のころは、朝早くにだるいなと思いながらやっていたラジオ体操ですが、真剣にやると体にとてもいい動きばかりです。
小さいころにやっていたので、何回か動きを見るだけで思い出せるので『覚える』という事が苦になりません。
なぜ、ラジオ体操が体にいいの?その理由とは?
ラジオ体操は、全身の関節や筋力を動かします。また、意識して動かさないと使わない筋肉を動かす動作もラジオ体操には含まれています。
ラジオ体操は第一第二体操を合わせて24種類の動きから構成されています。時間にすると約12分の運動なのです。
小さいころに体操をしていた、『ラジオ体操第一』では、体を伸ばす・曲げる・ひねるとシンプルな動きになっています。
『ラジオ体操第二』は、動きが少しダイナミックになります。とは、言え、ご年配の方でも小さなお子さんでもできる動きなので筋肉痛になるような動きではありません。
【それでも時間がない方へ】正しい姿勢を意識するだけで違う!
小さいお子さんがいる方や仕事で忙しい方はラジオ体操を行う時間の確保もなかなか難しくなります。無理してラジオ体操する時間を確保しても、体が休まらないと腰痛以前に体調を崩してしまいます。
そういった方におススメしたいことは、「姿勢を正す」事です。日常生活を送る時に意識して、姿勢を正すだけで腰痛が緩和されます。
正しい姿勢の見つけ方
この時、気を付けなければならないのが、赤色の丸印部分の骨盤付近の下腹部に力を入れる事です。
上から引っ張られるような感覚で、下腹部に力を入れなければ、腰への負担がかかってしまいます。
また、下腹部に力を入れず、体が反った姿勢になるのも腰に負担がかかるので気をつけれなければなりません。
慣れてきたら、下腹部に力を入れ、自然と正しい姿勢がとれるようになります。
なぜ、姿勢を正すだけでも腰痛に効くのか?
腰痛が運動不足が原因と言われているのが、腰回りの筋力が落ちている事が言えます。猫背の人は、お腹が「く」の字になっています。
「く」の字になるという事は、お腹や腰に力が入っていない状態ですので、筋力が落ちていきます。
姿勢を正す事でお腹や腰、腰回りに力が自然と入り、インナーマッスルが鍛えられます。
【一石二鳥】腰痛解決だけでなく、肩こりにも効く
マッサージや整骨院のお店で肩回りをお願いすると腰を指摘される人、また、逆で腰回りをお願いすると肩回りを指摘される人もいるでしょう。
実は、腰痛緩和で、ご紹介した「ラジオ体操」と「姿勢を正す事」は、肩こり・肩痛にも効くのです。運動不足が原因の腰痛や肩こり、肩痛は筋肉の衰え、筋肉が強張っている状態からきているのです。
肩や肩周りを動かすことで痛みが軽減されますが、筋肉を鍛えるためには、地道に続ける事が大事です。
痛みがひどい時は、医療機関へ
痛みがひどい時や1週間以上痛みが続く場合は、医療機関を受診しましょう。骨に異常がある場合は、治療が必要になります。
また、軽い運動をするだけで腰痛が悪化する場合がありますので、無理をせず、骨に異常があるのかどうかを調べてから始めるといいでしょう。